ヴェロッサ・スペチアーレVR25SGについて
■ヴェロッサ スペチアーレ
ヴェロッサをベースとしたコンプリートカーが「ヴェロッサ・スペチアーレVR25SG」である。もともとこのクルマのコンセプトはインターネット上の「ビスタ・サイバーガレージ」にて提案されたもの。数あるコンセプトの中から一般投票によって選ばれ、実現したのがスぺチアーレというわけだ。
この車のパワーは300馬力。ベース車のVR25に対して20馬力のパワーアップを果している。パワーアップを実現するために、専用のターボチャージャーとスポーティチューンマフラーが与えられた。ターボ車のパワーを上げるためにはコンピュータを書き換えブーストを少し上げてやる方法が最も手っ取り早いが、このスぺチアーレでは、わざわざタービンを交換している。この部分からもチューナーの本気度が伝わってくる。
エンジンはスムーズ。市街地で乗っている限りは300馬力のどう猛さを感じることはあまりないだろう。わずかに低音部が強調されたエキゾーストサウンドは心地よく、決して耳ざわりではない。道が開けたところでアクセルをグッと奥まで踏み込んでみる。すると、心肺機能が強化された1JZ- GTEエンジンはリニアに反応し、高性能な2500cc直列6気筒エンジンらしい快音を上げながらパワーを放出する。ただし、そのパワー感に粗暴さは感じられず、どちらかと言えばマイルドなフィーリングだ。それでも高回転域に入るとノーマルエンジンにはない、ひと伸びが感じられ速度、回転と比例して気持ちも高まっていく。この瞬間、300馬力を御する悦びが全身を駆け巡った。頭の中が白くなるほどのパワーではないが、適量のアドレナリンを噴出させ、ほのかにドライバーを気持ちよくさせてくれる。
ヴェロッサ・スぺチアーレの300馬力は、実にオトナなエクストラパワーなのである。
サスペンションのセッティングも完成度が高い。過敏なクイックさはないが、コーナーリング姿勢はビタッと安定しており、旋回スピードはかなり速い。ロールも適度に抑え込まれており、自信をもって連続するコーナーを攻め続けられる。乗り心地も十分よい部類に入る。300馬力をクルマ全体で上手く料理していると言える。それがヴェロッサ・スぺチアーレのトータルな印象だ。
詳しくはこちらのHPをご覧ください。
AGN 300馬力オーバー車特集:モデリスタ・ヴェロッサ
http://www.auto-g.jp/news/200301/15/goods02/index.html
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